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2021-03-29

こんにちは。薩摩川内市の工務店・ツクリエです。

 

今回のテーマは、お家の顔である「玄関」です。

玄関はお家の印象を大きく左右しますし、毎日使うから機能性もきちんとしたいところ。さらに、住い手の家族構成やライフスタイルによって、最適な玄関は一軒一軒異なるので、この記事では家づくりを始める際に気をつけたい玄関まわりのポイントについて解説していきます!

 

気をつけたい玄関まわりのポイント

玄関周りは家族構成やライフスタイルに合わせて考えるといいでしょう。

まず初めに気をつけたい玄関まわりのポイントをご紹介します。

 

玄関の広さ、幅について

やはり広々とした玄関は魅力的ですよね。とくに横幅を広くとると靴を履いたり脱いだりするときに、ふたり以上同時に行うことも可能になり、渋滞が防げます。小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、座って靴を履くことも多いかと思いますので、機能面においても横幅が広いと使い勝手がよくなります。

 

 

 

雨の日でも安心の軒つき玄関

雨の日に玄関先で鍵を締めたり、傘を差したりする際に、しっかり軒の幅をとっておくと安心。雨に濡れるのは、やはり暮らしのなかでもプチストレスになります。

こちらはツクリエが手がけたU様邸の玄関。切妻屋根に玄関屋根の切妻を重ねていて、とても印象的ですよね。「出入りするときに雨に濡れない玄関にしたい」というお施主さまのご要望から当社代表がデザインのご提案をし、それを採用していただきました。

 

 

 

F様邸とK様邸の軒は、シンプルなもの。外観の印象にあまり影響を与えず、スッキリとしたモダンな軒です。こういったデザイン性の高い軒をつけることができるのもツクリエならではと言えます。

 

 

夜の帰宅時に必須の玄関照明

暗くなってから家に帰るときに、玄関照明は必須。スイッチの場所がわかりにくいと不便ですし、せっかくなら玄関のアクセントになるおしゃれな照明がいいですよね。ツクリエでは、スイッチをオンオフに便利な場所に設置したり、人感センサーのついた照明をお勧めしたりしています。照明はデザイン性の高いものも多いので、セレクトする楽しみもありますね。ちなみに、玄関ホールにはコンセントをつけておくと、クリスマスシーズンにはツリーを飾ることもできます。(地味なポイントですが、あとからつけておけばよかったーと思うところでもあります)

 

 

収納をしっかり考えた玄関

玄関まわりの収納こそ、家族構成やライフスタイルに合わせてしっかり考えたいもの。靴や傘などだけでなく、あとからあとからしまいたいものが出てくるのが玄関の収納です。家づくりをするときには、玄関を出入りする際に使用するアイテムの見直しをし、持ち物の量を把握したうえで玄関収納をリクエストするといいでしょう。ポイントにしたいのは、お子さまの成長と趣味。習いごとや部活などによって玄関収納のボリュームが変わってきます。アウトドアやスポーツなどが趣味の場合も荷物が多くなりがちです。ツクリエでは、ご家族の先を見越して過不足ない玄関収納をご提案しています。

 

 

 

お気に入りの玄関ドア

玄関ドアは、内と外を区切る役割のみならず、お家の印象を決めるアイテムでもあります。さまざまな素材、デザイン、機能性(断熱性や耐久性)、開き方のスタイルなど、見た目だけでなく玄関スペースや暮らしをトータルに考えて選ぶことが大切です。迷ったときにはぜひ担当者にご相談することをお勧めします。ぜひプロの目線でアドバイスしていただくといいでしょう。

 

玄関ドアのデザイン

上記で紹介した通り玄関扉はお家の印象を決めるアイテムでもあります。

玄関ドアのタイプは大きく分けて3つあります。

 

外開き

日本では玄関で靴を脱ぐ習慣があるため、靴の脱ぎ履きを邪魔しない設計とするため外開きの玄関ドアが一般的になりました。

また外開きにすることで、ドアに付着した雨やホコリなどのゴミの侵入を防ぐことができます。

雨や台風が多い日本の気候にも外開きの玄関ドアがあってるといえます。

 

内開き

海外では内開きの玄関ドアが多いです。

海外では靴を履いたまま家の中へ入ることが一般的なので、靴の脱ぎ履きを考える必要がありません。

また、内開きドアはドアの内側から体重をかけて不審者を押し出したり、ドアの内側に重たいものを置いて家の中への侵入を阻止したりすることができます。

犯罪が多い海外では内開きのドアが防犯上役立ちます。

 

引き戸

引き戸は限られたスペースを最大限に活かすことができます。

扉を開けっぱなしにしておいても邪魔になりません。

開き戸の場合、開けるたびに一歩二歩下がる必要がありますが、引き戸の場合はその必要がありません。

ベビーカーや車いすの出入りも便利です。

 

 

 

使いやすい玄関にするためのポイント

ここからは使いやすい玄関をつくるためのポイントをご紹介します。

 

ただいま手洗い

帰宅してすぐに手洗いをできるように玄関近くに手洗いを設置するのもおすすめです。

子供たちに手洗いの習慣をつけるのにも有効的です。

また、洗面所やキッチンはプライベートな空間なので、あまり入ってほしくないという方も多いのではないでしょうか。

そんな時に玄関に手洗いがあれば来客があった際に、気軽に案内できますね。

 

動線

玄関にコートをかけられる収納を設ければ、そのまま中に入ることができます。

また、玄関からキッチンにつながる間取りにすれば買い物した後に重たい荷物を簡単に整理できるためラクチンです。

来客用の動線と家事動線を分けることで、来客があった際もプライベート空間を見せずにすみます。

 

ベンチを置く

玄関にベンチがあると、靴の脱ぎ履きにとても便利です。

また、家の中に招き入れるほどではないちょっとした用事で来客があった際も、ベンチに座ってもらえばお話もしやすいです。

玄関ベンチにお花屋を飾るのも玄関が華やかになります。

 

コンセントを設置する

玄関にコンセントを設置すると、クリスマスツリーなどを置くことができ季節を感じる雰囲気作りに最適です。

また、雨に濡れた靴や雨具を乾かすために除湿器や乾燥機を使用することもできます。

 

コンセントの位置など詳しくはこちらのBlog☟

【家づくり入門】コンセントの位置や数の考えるポイント

 

 

まとめ

 

家づくりには制限がつきもの。すべての条件を満たした玄関をつくることができればベストですが、残念ながらそうでない場合もあります。そういった場合は、じっくり優先順位を考えてみてくださいね。あとから「やっぱりこうすればよかった」と感じるリスクが回避できるでしょう。

 

家づくりは選択の連続。なんだか人生と似ていますね。初めての家づくりで総合的に考えるのは難しいことですが、ツクリエではお施主さまに寄り添い、ともにお家をつくりあげていきます。あなたの家づくりが少しでも理想に近づきますように。

 

 

 

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