家のイメージや見た目を大きく左右するのが外壁。パッと目に飛び込んでくるものなので、その家の個性を決定づけるものと言っても過言ではありません。
外壁にはさまざまな種類がありますが、ツクリエの注文住宅で採用しているのが、ドイツに本社をかまえ、世界60ヵ国以上で使われている世界シェアNo.1の塗り壁材「Sto(シュトー)」。
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Stoとは?
1835年にドイツのヴァイツェンにて、石灰セメントを製造する工場として創業し、1955年に塗り壁仕上げ材でもある樹脂プラスターを開発した会社が「Sto SE&Co.KGaA」です。1964年に世界初の複合断熱システム(湿式外断熱工法)を開発し、その後、業界のトップに君臨し続けています。
Stoの仕上げ材は、水性のアクリル樹脂が含まれたドイツの漆喰。透湿性があって耐候性が高い素材と言えます。施工面では、材料の品質が安定していて扱いやすいのも特長。とはいえ、壁を塗るのは職人技が必要です。ツクリエでは腕の確かな熟練の職人が素材のよさを引き出し、一軒、一軒、丁寧な仕事で外壁を仕上げています。
このStoがおうちの外壁として具体的にどのようにいいのか、くわしく解説いたします!
Stoを使用した工法のことを、正確に言うと「Sto塗り壁工法」になります。透湿性が高く、室内の水蒸気をスムーズに外へ排出させる作用があるほか、セメントを一切含んでいないため、クラックと呼ばれるひび割れが起きにくいのが、Stoの最大のメリットです。
ほかにも、世界中で選ばれるだけの理由がStoにはあります!
その理由とは…
⑴ クラックしにくい(ひび割れしにくい)
⑵ 超撥水でずっとキレイな壁であり続ける
⑶ 仕上がりが美しい
⑷ 多彩な色彩から選べるカラー
⑸ どんなテイストにも合う
⑹ おうちの強度がアップする
などが挙げられます。
では、それぞれの項目について解説しましょう!
クラックしにくい(ひび割れしにくい)
おうちの壁全体に丁寧な下地処理を行うため、ひび割れしにくい壁を実現します。
ひび割れがしにくいといってもいつかひび割れしてしまうのではないかとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
実際どうなのか気になりますよね。
実は、年間1000棟でおよそ0.1パーセントほどしか不具合報告はありません。
驚いた方も多いのではないでしょうか。
そのため、経年によってひび割れが生じることは少ないといえるでしょう。
超撥水でずっとキレイな壁であり続ける
壁の表面がハスの葉のように水をはじく「ロータス効果」により超撥水性となって、雨などの水滴が汚れの粒子を取り込みながら落ちます。
では、どれくらい効果が持続するのでしょうか。
撥水効果は、環境にもよりますが約12年持続します。
一緒にカラーチェンジができるだけではなく、気になる汚れ部分に塗り替えをして撥水効果も復活できますよ。
ただし、汚れた部分を擦らないように注意しましょう。
撥水性がなくなるだけではなく、擦った部分が汚れに弱くなる可能性があります。
どうしても気になる場合は、塗り直しを検討してみましょう。
仕上がりが美しい
目地が出にくい施工が可能。外壁がすべてひと続きに見える仕上がりは、美しく、凛とした印象をもたらしてくれます。
どんなテイストにも合う
和風にも洋風にも仕上げられる素材なので、お施主さまのご希望に合わせてテイストが選べるのもポイントです。
おうちの強度がアップする
家全体を包み込む工法なので、必然的に家の強度がアップする効果が期待できます。
加えて、強度がアップするだけではなく、通気性と断熱性を底上げしてくれることについてご存じでしょうか。
通気性と断熱性を底上げするためのシステムが2つあります。
それは、通気工法システムと外断熱工法システムの2つです。
通気工法システムは、壁全体の湿気を通気層から速やかに放出させます。
そのため、結露の抑制に役立つといえるでしょう。
一方で、外断熱工法システムは、省エネで快適な室内環境を実現させてくれるといえるでしょう。
これは、厚い断熱材が躯体の蓄熱効果を最大限に引き出し、温度変化を小さくしてくれますよ。
多彩な色彩から選べるカラー
どんなニュアンスカラーも表現できる豊富なバリエーション、なんと800色からお好きな色を選べます。
黄、オレンジ、赤、紫、青、緑の6つのパートを基調としています。
24のベーシックトーンがカラーホイールを構成していますよ。
たくさんカラーバリエーションがあるので、壁の雰囲気や印象を豊かにできるといえるでしょう。
撥水仕上げで対応可能なカラーと、対応不可のカラーがあるので注意しましょう。
カタログを参考に色を選んでみてくださいね。
stoを使用した施工事例
加えて、施行事例についてご紹介します。
施行事例について5つ事例をご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
ホワイト【叶える家】
青空に映えるスタイリッシュなホワイトのお家。建物の内側に黒や木材を使ってメリハリのある外観に仕上がりました。
ブラック【実りの平屋】
黒は重厚感のある色ですが、玄関の木材との相性も良く柔らかみが出て落ち着いた印象の外観になります。
グレー【ほがらかな平屋の家】
グレーにすると、スタイリッシュな印象が与えられます。
レッドシダーとセンス良く調和して、かっこいい佇まいです。
朱色【スキップフロアがつなぐ秘密基地のようなワクワク空間】
スモーキーな風合いの落ち着いた朱色。個性的な朱色の外観が印象的ですが、緑に映える朱色にしたことで自然豊かな周囲の環境とも調和したお家になりました。
Stoのデメリット
メリットばかりの「Sto」ですがここであえてデメリットをあげますと
初期費用が高くなる
耐用年数が長くメンテナンスが不要などの機能性が高い塗料なので初期費用があがります。
施工技術を有する左官職人さんが少ない
STOを扱う業者が少ないので施工技術を持った職人さんも探しにくくなっています。
納得の仕上がりを望むには、施工実績の多い業者探しが必要になります。
ツクリエでは、見学会などでStoの壁の一部を切り取ったサンプルに水をかけて、目の前でその超撥水性をご覧いただいています。あるお施主さまはその見事な超撥水性に感激されて、ツクリエに新築の依頼をしてくださいました。外壁にまでこだわっている点が決め手になったとおっしゃっていただきました。
ツクリエはおうちのデザイン性のみでなく、機能性にもこだわった丁寧な家づくりを行っています。気になる点がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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